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投稿日:2026年8月31日

ドラッグストア内装工事|坪30〜50万円と業者選び5つの軸

ドラッグストアの新規出店や改装をご検討中のオーナー様・出店責任者様にとって、内装工事の業者選びは事業成功を左右する重要な判断です。医薬品を扱う店舗特有の薬事法対応、什器レイアウトの複雑さ、そして工期短縮の要望を同時に満たせる業者は限られています。株式会社クラファイドは西東京市を拠点に、店舗内装工事を承っている会社です。本記事では、費用相場から業者選びの実践的な5つの軸、工事の流れ、見積もり比較のコツまで、発注前に知っておきたい情報をまとめました。相見積もりの際にそのまま使えるチェックリストとしてもご活用いただけます。

ドラッグストア内装工事の費用相場と内訳

ドラッグストア内装工事は坪30〜50万円が相場で、小型店舗は什器費が占める比率が高く、大型店では工事費が相対的に減少する傾向があります。

ドラッグストアの内装工事費用は、店舗の規模・立地・既存建物の状態によって大きく変動します。一般的な相場としては坪30〜50万円が目安ですが、20坪程度の小型店と100坪超の大型店では、費用構成そのものが異なる点に注意が必要です。小型店では医薬品陳列棚やレジ什器などの什器購入費が全体の40%程度を占めることもあり、大型店では造作工事・設備工事の割合が高まる傾向があります。相場感を掴むうえでは、まず店舗規模ごとの工事費目安と工期目安を把握しておくと、業者との商談がスムーズに進みます。

店舗規模 総工事費目安 工期目安
20〜30坪(小型) 600〜1500万円 20〜30日
30〜50坪(中型) 1000〜2500万円 30〜40日
50〜100坪(大型) 1500〜5000万円 40〜60日

工事費の内訳:什器・造作・設備が占める割合

ドラッグストア内装工事の費用内訳は、大きく4つに分類できます。什器レイアウト費(医薬品陳列棚・レジカウンター・バックヤード什器)が約30%、床壁天井の造作工事費が約40%、給排水・電気・空調などの設備工事費が約20%、設計料・諸経費が約10%というのが一般的な配分です。特にドラッグストアは食料品・日用品・医薬品と扱う商品群が幅広く、それぞれに適した陳列什器が必要になるため、什器費の見積もり精査が重要になります。また、冷蔵ケースや調剤室を設ける場合は設備工事費の比率が上がる傾向にあります。

坪単価の変動要因:搬入経路と既存解体の影響

坪単価に影響を与える大きな要因の一つが、既存建物の解体有無です。スケルトン渡しの物件と、居抜き物件で既存什器や造作を撤去する必要がある物件では、坪あたり概ね5〜10万円程度の差が生じることがあります。また、搬入経路も見落とされがちな変動要因です。地下1階への搬入や、階段のみでエレベーターがない物件では、人力搬入の手間が増えるため工期・コストともに増加します。当社では、現地調査時に搬入経路の実測と既存状況の確認を丁寧に行うことを大切にしております。物件契約前のご相談も承っておりますので、業務内容・施工事例はこちらからご確認ください。詳しいお見積もりについては、お問い合わせはこちらからご連絡ください。

ドラッグストア内装工事の業者選び5つの軸

ドラッグストア内装業者選びで最も重要なのは薬事法対応経験の有無と、既存店舗改装時の搬入・営業を両立した実績です。以下の5つの軸で候補業者を評価することをおすすめします。

ドラッグストアは一般的な物販店とは異なり、薬機法(旧薬事法)に基づく店舗要件や、医薬品陳列に関する細かい規定があります。そのため業者選びでは「安さ」や「近さ」だけでなく、業種特有の対応力を見極める必要があります。特にチェーン展開されているオーナー様にとっては、既存店の改装ノウハウを持つ業者かどうかが、工期と営業損失を大きく左右します。

選定軸 確認ポイント NG判定
薬事法対応 医薬品陳列の高さ制限実績を確認 『過去1件も対応実績がない』
既存改装実績 営業継続工法の提案有無 『全面休業前提の提案のみ』
保証体制 保証範囲・期間の書面明記 『口頭で対応します』のみ

軸1・2・3:薬事法対応経験と既存改装実績の見分け方

1つ目の軸は薬事法対応経験です。医薬品を陳列する什器の高さ制限、要指導医薬品を保管する場所の区画、調剤室の設備要件など、法令に基づいた設計・施工実績を持つ業者かどうかを確認します。過去の施工事例で「ドラッグストア」「調剤薬局」の実績を提示できるかがポイントです。2つ目は什器納入の実績で、什器メーカーとの取引経験があると、レイアウト変更時の柔軟な対応が期待できます。3つ目の既存改装実績では、営業を続けながらの工事経験があるかを確認します。夜間工事の段取り、仮設什器の準備、粉塵・騒音対策の実務経験は書類だけではわかりにくい部分ですので、担当者との面談で具体的な事例を質問するとよいでしょう。

軸4・5:搬入計画と保証内容で信頼度を判定

4つ目の軸は搬入計画の提案力です。現地調査後に、搬入経路のシミュレーション図、什器の搬入順序、営業停止期間の短縮案などを書面で提出できる業者は、現場管理能力が高い傾向にあります。逆に「現場で判断します」という業者は、後々の追加費用リスクが高いと考えたほうがよいでしょう。5つ目は保証体制です。施工後の保証範囲(内装・設備・什器)と期間(1年・3年・5年など)を書面で明記した業者を選ぶことで、開店後のトラブル時に安心して対応を依頼できます。当社の業務内容や過去の対応事例は業務内容・施工事例はこちらからご確認いただけます。

ドラッグストア内装工事の流れと工期目安

ドラッグストア内装工事は薬事法認可申請を工事と並行進行するため、全体工期は35〜50日が相場です。既存改装の場合は営業継続工法で短縮可能な場合があります。

新規出店と既存改装では、工事の流れも工期も大きく異なります。新規出店は物件契約後の設計段階から着工まで含めると2〜3ヶ月を要するのが一般的で、既存改装は営業を継続するかどうかで工程設計が変わります。工期を正確に把握することは、開店告知や広告出稿のタイミング、スタッフ採用計画にも直結する重要な要素です。ここでは、それぞれのケースにおける工程管理のポイントを整理します。

新規出店の工期フロー:認可申請と工事の並行管理

新規出店の場合、大まかな流れは「設計期間(約10日)→保健所への事前相談・薬事認可申請(約7〜10日)→工事着工(約20〜30日)→検査合格・引き渡し(約3〜5日)」となります。ポイントは、認可申請と工事を完全に順序立てて進めるのではなく、並行して進行させることです。設計図面が固まった段階で薬事関連の申請書類作成を開始し、工事着工と申請審査を同時進行させることで、全体工期を短縮できる可能性があります。ただし、申請内容と施工内容に齟齬があると手戻りが発生するため、設計段階での薬事要件の織り込みが重要です。

既存改装の工期短縮術:営業継続と工事分離の工夫

既存店の改装では、営業を継続しながら工事を進める「営業継続工法」の採用が工期短縮の鍵となります。具体的には、夜間帯(閉店後22時〜開店前8時)の工事、曜日分割施工(定休日集中工事)、店舗を半分に区切って交互に施工する分割工法、仮設什器での営業継続などが挙げられます。搬出入計画を綿密に立てることで、営業時間中の店舗運営への影響を最小限に抑える工夫が可能です。ただし、こうした工法は業者の経験と段取り力に大きく依存するため、事前の打ち合わせで工程表を細かく確認することをおすすめします。

工事前に確認すべき5つのチェック項目

ドラッグストア内装工事の成功は事前準備で大きく左右されます。搬入経路実測・薬事基準適合性・工事スケジュール調整が失敗を防ぐ主要な確認項目です。

工事着工後に判明する問題は、追加費用や工期延長の直接的な原因になります。着工前の段階で確認すべき項目を、実施タイミングと責任者とともに整理しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。当社でも、契約前の現地調査時にお客様と一緒にチェックリストを確認する時間を必ず設けることを大切にしております。

確認項目 実施タイミング 責任者
搬入経路実測(幅・高さ・階段) 設計段階・着工1週間前 施工業者+発注者同席
既存設備の劣化状況 現地調査時 施工業者(設備担当)
近隣への騒音通知 着工7日前 発注者・管理会社

項目1〜3:搬入経路・既存状況・法的適合性の実測確認

1つ目は搬入経路の実測です。搬入口の幅、天井高、階段の段数、エレベーターの積載重量とサイズを、施工業者と発注者が同時に現地で確認します。「図面上は入るはず」で進めた結果、什器が搬入できず急遽分割発注になり工期が延びるケースは意外と多いものです。2つ目は既存設備の状況把握で、居抜き物件の場合は給排水・電気容量・空調機器の稼働年数を確認します。3つ目は薬事基準の適合性判定です。店舗面積、医薬品陳列高さ、要指導医薬品の区画位置などを図面段階で保健所に事前確認しておくと、後の手戻りを防げます。詳細については、管轄の保健所または薬務関連の行政窓口にご相談されることをおすすめします。

項目4〜5:スケジュール調整と近隣対策の事前通知

4つ目は施工スケジュールの調整です。工事工程表を施工業者から遅くとも着工7日前までに提示させ、什器搬入日・設備工事日・検査日を発注者側の関係者(本部担当者・什器メーカー・保健所)と共有しておきます。5つ目は近隣対策として、隣接テナント・上下階のオーナー・管理会社への騒音や搬出入時間の事前通知を、着工7日前までに完了させることが重要です。特に商業ビル内の店舗では、共用部の使用時間帯や養生方法についてビル管理会社の許可が必要になる場合が多いため、早めの調整が求められます。実際の対応事例については業務内容・施工事例はこちらをご覧ください。

ドラッグストア内装工事の見積もり読み方と比較のコツ

ドラッグストア内装の見積もり比較で最もよくある失敗は「一式表記の詳細不明確」です。坪単価・薬事対応費・保証内容の3点で業者ごとの実力差が浮き彫りになります。

相見積もりは3社以上から取得することを基本とし、単純な総額比較ではなく、内訳の詳細さと質問への回答姿勢を評価軸に加えることが大切です。同じ「坪40万円」でも、内訳の粒度が細かい業者と、大雑把な業者では、着工後の追加費用リスクが大きく変わってきます。ここでは、見積もり比較の実践的なコツを整理します。

比較軸 確認内容 NG見積もりの特徴
坪単価の根拠 工事内容別の単価積み上げ 『坪40万円一式』のみ
薬事対応費 含有か別途かの明記 『薬事対応費は別途』のみ
保証内容 範囲・期間の書面記載 口頭説明のみ

見積もりから「一式」を撤廃させる質問術

「一式」表記の見積もりは、着工後の追加費用の温床となりやすい部分です。曖昧な一式表記を分解するには、「床工事の坪単価はいくらですか」「什器製作費は本見積もりに含まれていますか、それとも別途ですか」「既存解体の費用詳細を教えてください」といった具体的な質問を業者に投げかけることが有効です。真摯な業者はこうした質問に丁寧に答え、内訳を再提示してくれます。逆に、質問に対して曖昧な返答しかしない業者は、後々のコミュニケーションでも同様の姿勢である可能性が高いと考えられます。A社は詳細内訳を初回から提示するが、B社は質問しないと出てこない、といった業者ごとの姿勢の違いは、見積もり比較の重要な判断材料になります。

坪単価の落とし穴:薬事対応費と保証期間の隠れコスト

坪単価が安く見えても、薬事法対応に関連する費用が別途請求になっていると、最終的な総額は大きく変わります。医薬品陳列棚の高さ調整、温度管理設備の設置、要指導医薬品エリアの区画工事などが基本料金に含まれているかを、必ず書面で確認しましょう。また、保証期間の違いも重要です。保証が1年か3年かで、開店後の設備トラブル対応費用に差が出る可能性があります。C社のように「保証期間3年、対象範囲は内装・設備・什器」と明記された見積もりは、比較上の信頼性が高いといえます。当社の見積もり方針や過去の対応事例については、お問い合わせはこちらからお気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 既存営業しながら改装工事は可能ですか?

可能です。搬入経路と工事範囲を営業エリアと分離し、夜間工事や曜日分割施工、仮設什器の活用を組み合わせることで営業継続が実現します。業者選定時に「営業継続工法」の対応実績を必ず確認されることをおすすめします。

Q. 薬事認可の申請期間と費用はどのくらいですか?

申請期間は概ね7〜10日が目安です。図面作成や保健所への事前相談を工事設計に含める業者が多く、費用の上乗せは限定的です。見積もりに「薬事申請費別途」の表記がないか確認してください。

Q. 見積もり後の追加費用はどのくらい出ますか?

既存設備の劣化が工事中に判明する場合、概ね±5〜10%程度の変動が生じることがあります。事前の現地調査で既存建物の図面・設備状況を丁寧に確認することで、追加費用の発生を抑えやすくなります。

この記事を書いた理由

著者 – 株式会社クラファイド

ドラッグストアの新規出店や改装をご検討中のお客様から、よくいただくご相談として「薬事法対応と工期短縮を両立できる業者をどう見分ければよいか」というお声があります。当社では、搬入経路の実測から工程管理まで、事前準備を丁寧に行うことを大切にしております。

この記事が、業者選びに悩まれているオーナー様・出店責任者様にとって、判断材料の一助となれば幸いです。西東京市・武蔵野市・東久留米市・小金井市を中心に、地域密着で店舗内装工事を承っております。

会社概要・アクセスはこちらからご確認ください。

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